ROOT
MAP
武蔵野美術大学
日本画学科4年
&
大学院2年
有志展
展示について
ルートマップと聞くと、道、道筋を表す「route」を思い浮かべる人が多いのではないのでしょうか。
「root」は根、根本という意味があり、複数形[roots]になると、人の民族的・文化的・社会的な起源、ルーツとして使われます。
今回の展示タイトルは、この2つの「ルート」のダブルミーニングとして名付けられました。
私たちは日本画学科という大きな木の元にいます。「日本画」という言葉は、ヨーロッパからもたらされた「西洋画」に対して、日本の絵画と区別するために明治以降に作られました。そして現在もなお、時代とともに概念も変化し続けています。
その変化の中で、日本画とは何か、また日本画と西洋画の区別が果たして絵画表現にとって有効なのか、答えはまだ見つかっていません。だからこそ、私たち自らにとっての日本画とは何かを模索し、伝統的な画材と自己表現との間で常に格闘してきました。
その努力が発芽し、根をはり、枝分かれと成長を繰り返しながら、様々なところにまで広がっています。
それらは出発地点が同じでも、過程も目的も違います。密集したり、あるいは分離したりしながら、それぞれの目指す方向に広がっています。
武蔵野美術大学日本画学科という出発地点。それぞれの表現やコンセプトを探しながら向かう未聞の土地。
その過程である今この時に展示する作品を、まるで探索するような気持ちで楽しみつつご鑑賞いただけましたら幸いです。
イベント
公開講評及びトークイベントを開催します。
ゲスト講師:柏木智雄氏(横浜美術館副館長、主席学芸員)
日 時:5月7日(月)
16:00 〜 18:00
出品者一覧
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作品紹介
a.川口瑠菜「保谷駅」1900×3600mm
b.長谷部満莉愛「あい」1818×2727mm
c.川上ゆうき「アンソフォビア」1830×2770mm
青木麻里奈 有園美鳥 石丸綾香 碓井和希 内村茉莉佳 大石日向子 岡田好美
小川南実菜 御調夏海 川上ゆうき 川口瑠菜 木内怜奈 北郷由羽 小林彩楓
小俣花名 佐藤果鈴 佐藤慧 佐藤茉優 志村夏子 鈴木優理子 多胡朱理
田代美幸 溜紗美 津上昌也 直江真音 貫井彩未 長谷部満莉愛 波多野亜耶
藤本日向子 本図珠己 松井望 宮本苑佳 宮本芙貴 村上優衣 望月禅観
山田友理 吉田有花 リュウショウキョク 若林沙奈映 秋葉麻由子 新井あかね
飯島夏香 岡原岳 奥西千早 斎藤梧太 佐々木綾子 シュウチシュエン
橘つづり 中村萌々 西村藍 濱田千晴 宮入惇 山崎茉莉絵 脇野あや
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アクセス
[交通案内]
◎西武国分寺線「鷹の台」駅より徒歩18分
◎JR中央線「国分寺」駅北口より徒歩3分
西武バス「国分寺駅北口」停留所
「武蔵野美術大学」行または「小平営業所」行乗車
「武蔵野美術大学」停留所下車(所要時間約20分)
[お問い合わせ]
武蔵野美術大学日本画学科研究室 5A号館301
〒187-8505 東京都小平市小川町 1-736
TEL FAX : 042-342-6050
E-mail. nihonga@musabi.ac.jp